2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

fossil/venti

ちょっと前に飲んでいて,ツリー型のファイルシステムは限界だとか,履歴管理ファイルシステムが欲しいという話題で盛り上がっていた.Plan9では,ずっとWORMベースのファイルサーバ(fs)と簡易ファイルサーバ(kfs)が使われてきたが,4th editionからfossil,…

The OSNews Alternative OS Contest

OS関連ニュース(特にマイナーOSプロジェクト)をウォッチするのに重宝するOSNewsがAlternative OS Contestってのをやっている.コンテストの内容はマイナーOSの紹介記事を書くというもの. Announcing The OSNews Alternative OS Contest 2006-06-22: 締切り…

Haskell OS

「ふつける」は4章が終わって,5章の遅延評価を読み始めたところ.昨日は,カーネルをどんな言語で書くかという話をちょっとしたけど,いまどきC言語を高級言語って呼んでも「はぁ?アセンブリに毛が生えたようなものでしょ」って受け取られてしまうんじゃな…

UnixLite

一般的に,カーネルはちょっとのアセンブリとC言語で書かれる.太古の昔はみなアセンブリで書かれていたが,Multicsでは高級言語(PL/I)でカーネルを書くというチャレンジを行った.後はよく知られているように,UNIXを実装するためにC言語が作られた(UNIXも…

runhugs

「ふつうのHaskellプログラミング」はUNIXコマンドのようなテキスト処理を中心的題材に扱っているので,対話型インタプリタだときつい.と思ったら,runhugsってのがあるようだ.例えば,p.29のcat.hsは, main = do cs <- getContents putStr cs次のように…

Plan9でHugs

hgetでダウンロードしてくる. cpu% hget http://pages.cpsc.ucalgary.ca/~mirtchov/p9/hugs/hugs-p9.tgz | gunzip | tar xvf cpu% cd hugs-p9/src cpu% ape/psh # make # make install # exitさて,インストールできたので,実行してみる.問題なさそうだ.…

APE (ANSI/POSIX Environment)

ということでお試し.Hugsをコンパイルするために,APE(ANSI/POSIX互換エミュレーション環境)を使う.APEはUNIXのアプリケーションを移植するために導入された.APE,つまり猿.UNIXなんかつかう奴は猿並みってことか.ape/pshを実行すればAPEに入ることがで…

Haskell for Plan9

世間ではHaskellが熱いそうな.Web 2.0でJavaScriptが復権したと思ったら,今度はHaskellかぁ(と言ってもHaskellはメジャーな言語じゃないし,過去に一世風靡したわけでもないけど).でも,乗り遅れまいと無理して,青木さんの「ふつうのHaskellプログラミン…

IWP9 2006

はじめてのInternational Workshop on Plan 9.9fansにCFPが投稿されたが,12/4〜5にスペインのマドリッドで開かれるようだ.どんな論文があつまるんだろう? IWP9 2006

Aquarela

Plan9のCIFS(Common Internet File System)サーバ.Sambaを参考にPlan9用に実装されたらしい.まともに使えるのであれば,Plan9でNASってのもありかなぁ. Aquarela Aquarela (Plan 9 CIFS サーバ)