Inferno on MacOS X

ひらさんの日記(知性とは強固であり凶暴)経由で読んだが,あろはさんがInfernoについて熱く語っている.最近はInferno/Limboネタが続いているので,要チェックだな.

若いってうらやましい.じゃなくて,負けておれんなぁ.昔はUNIXなんて嫌いだと言い続けていたのに,気づいたらLinuxばかりいぢる生活に.ちょっと視点を変えてみようと始めたのが,この日記だったけど,題材をPlan9に選んだのは悪くなかったなと思っている.机上で読んだUNIXの知識じゃなくて,体感した後だと,UNIX,そしてPlan9の利点と欠点がよく見えてくる.
日本だとサバティカルって一般的じゃないと思うけど,まとまった休暇を取って,集中的にOSを書けたらなとか思っている.そのためのネタ集めとして,細切れの時間でも書けるblogっていいツールだと思うのだ.

話がずいぶん脱線したが,Inferno on Plan9に続いて,MacOS X上でInfernoを動かしてみよう.MacOS Xは基本的にUNIXなので,Linuxなどと変わらない.バイナリも用意されているので,インストールは簡単だ.

今回はISOイメージからインストールする.iso.gzファイルをダウンロードして,展開すると,/Volumes以下にmountされる.

$ sh /Volumes/Inferno20070202/install/MacOSX-386.sh ~/Inferno

これだけで~/Inferno以下にインストールされる.後は環境変数PATHとEMUを設定すればよい.

export PATH=/Users/oraccha/Inferno/MacOSX/386/bin:$PATH
export EMU="-r/Users/oraccha/Inferno -g1024x768"

wmはX11環境で動くようなので,X11環境を起動して,

$ emu
; wm/wm

でOK.

InfernoはIEプラグインとしても動くんだけど,誰かFirefox拡張作らないかな〜