2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
OSの進化に対して,ひらさんがデザイン時代の到来で,OSを評価するには,実用化,最適化,デザインという三つの視点があるんじゃないかと書かれている.OS研究空白の時代とも言える90年代から現在に至る時期は,前者二つが優先され,デザインは置き去りだっ…
ひらさんのCodeReadingWikiより.GLOBALの出力をWiki化するCodeReadingWikiだそうな.似たようなシステムを以前見たことがある気がするけど,Ajaxってのが今風だなぁ.私は自分でサーバを立てるのが面倒だったから,はてなグループ(g:plan9reading)を使って…
考える人, コードを書く人より.スーパーpre記法はファイルタイプを指定すると,シンタックスに応じて色付けしてくれるみたい.へぇ〜,早速使ってみよう. スーパーpre記法 シンタックス・ハイライト あ,行頭は行番号から始まっているんだけど,コメント(/…
Brinch Hansen教授のThe Evolution of Operating Systemを読んでみた.これは,OSが存在しない,まさに裸の計算機を使っていた時代から,バッチプロセッシング,マルチプログラミング,タイムシェアリング,並行プログラミング,パーソナルコンピューティン…
ちょっと忙しくてg:plan9readingが中断していたけど,再開. sched()あたりの続きをやっていていたMMU関係に突入.そこで困ったことが判明.g:plan9reading:keyword:kaddr()もg:plan9reading:keyword:KADDR()も同じエントリを指すんだな.どうしようかな.
XCPUはLANLのクラスタで使われているだけじゃなくて,9gridでも使われている.9gridは,誰でも使えるPlan9サーバ.地域的に離れた計算機を9Pで繋げて草の根的にグリッドを作ろうという目論見(たぶん).
いわゆるBeowulf型クラスタは,ユーザからも個々の計算ノードが見えて,rsh/sshできる.一方,XCPUやopenMosix,SCoreなとは,ユーザに一つのシステムビューを提供し,基本的には個々の計算ノードへのrsh/sshは許さない.後者の方が,スケーラビリティがあり…
PCクラスタ,グリッドコンピューティング関係の国際会議CLUSTER 2006で,Ron Minnich氏がXCPUについて発表した.タイトルは「XCPU: a new, 9p-based, process management system for clusters and grids」. XCPUは9Pプロトコルベースのリモートプロセス実行…
岡山カーネル勉強会のネタがLinux 2.6.18のスケジューラだったそうな.g:plan9readingでもちょうどg:plan9reading:keyword:sched()関数に到達したところだった.基本的にやっていることは変わらないはずだけど,Linuxのschedule()関数が170行で,Plan9のsche…