準仮想化ファイルシステム

KVMとvirtioのことを調べていたら、Eric Van Hensbergen氏がKVM Forum 2008で発表した資料「Paravirtualized File Systems」を見つけた。virtioとは、仮想環境におけるネットワークやブロックデバイスを準仮想化することで高速化する技術である。この発表での提案は、9Pのトランスポートとしてvirtioを使うというもので、LinuxQEMUにはすでにパッチがマージされている。
へぇ、rootfsにも使えるのは面白いかも。ディスクイメージは隔離はちゃんとできるけど、ホストOSのファイルツリーをそのままchroot + union mountで見せる方が効率はよいはずだし、それでもいいというニーズはありそう。