ふりかえり

ここらへんで昨年一年間のPlan 9日記とPlan 9界隈の話題と振り返っておきたい。

昨年書いたエントリ数は72件で、被ブックマーク数が多かったのは、「クラウドOS」の18、「プログラミング言語Go」の16、「Xの起源に分散OS」の12、「APIの設計について」、「Plan 9初心者ガイド」の9、「procfsの起源」、「よみがえるUNIX 1st ed.」、「KVMに特化したミニマリスト・カーネル」の8あたりだった。あまりPlan 9関係ないねぇ。。。被スター数が多かったのは、「xv6」、「Linuxに勝てなかったPlan9」あたりだった。

前半は特に大きな話題もなかったのだが、UNIX v1のソースコードが公開されたのをきっかけに懐古趣味に走り出し、SIMHでUNIX v1、2.11BSDを動かしたり、アセンブリプログラミングしてみたりした。あと、xv6やV7/x86といったUNIX V6/V7をx86マシンにポーティングした実装を紹介した。xv6の詳細はひらさんのxv6詳説へ。そして、11月にGoogleがGo言語を発表。ken、rob、russらPlan 9の中心開発者が開発していることもあり、Plan 9/Infernoに再び脚光が集まった。それと前後してTwitterでは筑波大方面でGlenda人気が爆発。コミケにも進出*1するほどの盛り上がりとなり、年が暮れた。今年もこの勢いを維持していきたいですねぇ。

また、カーネルVM探検隊などでプレゼンする機会があったけど、今年もそのような機会をできるだけ増やしていきたいなぁ。

以下、余談。Google Trendを見る限り、Goの発表とPlan 9のピークが2ヶ月ほどずれているし、おもったほどの相関は見えない。

*1:@go_vmさんの「軽快なPlan9」が公開されている。