スタンドアローン環境をCPU/ファイルサーバにする方法

今のところSheevaPlug上のPlan 9はローカルストレージにアクセスできないので、外部のファイルサーバを利用する必要がある。そこでスタンドアローン環境を取りあえず手っ取り早くCPU/ファイルサーバに仕立てる方法について書いておく。まじめなやり方はPlan 9 wikiを参照のこと。SheevaPlugPlan 9を動かすには必須なので、覚えておくこと>誰となく。

CPUサーバはdrawtermの起動に必要だったし、ファイルサーバに関しても手元のfossilをexportfsで公開するだけなので、以前からも方法は書いているのだが、ここにまとめておいた方が便利だろう。

やっておくことはこれだけ。17010番ポートでCPUサーバを立ち上げ、564番ポートでexportfsを立ち上げている。本来はaux/listenですべてのサービスを一度に立ち上げるのだろうが、ここではaux/listen1で一つずつ起動することにした。

aux/listen1 -t tcp!*!17010 /bin/cpu -R &
aux/listen1 -t tcp!*!564 /bin/exportfs -s &

では、このマシンをCPU/ファイルサーバとして、別マシン(SheevaPlugではなく、実際にはVMWare上のVM)で端末を起動してみよう。

root is from (tcp, local) [local!#S/sdC0/fossil)[tcp]: tcp
filesystem IP address[no default]: 192.168.1.11
authentication server IP address[no default]: 192.168.1.11
user[none]: oraccha
version...time...

init: starting /bin/rc

rootはlocalではなくtcpを指定する。あとはIPアドレスとユーザ名を入力すれば、ディスクレスな端末として起動する。