contribを使ってパッケージをインストールする

Plan 9に標準的なパッケージングシステムは存在せず、replica/pullを利用してシステム全体をベル研のリポジトリと同期するというのが一般的である。もちろん足りないツールはいろいろあって、sourcesリポジトリをみると、みんないろんなプログラムを作成したり、移植したりしている。例えば、PythonとかMercurialとか。そこで、sourcesリポジトリに登録されたパッケージを簡単にインストールできるようにしようというのが、Federico G. Benaventoさんが作成したツールcontribだ。

使うのは簡単。sourcesをmountして、次のようにインストールすればよい。

% 9fs sources
% /n/sources/contrib/fgb/root/rc/bin/contrib/install fgb/contrib

存在するパッケージを見たい場合は、

% contrib/list

あとは

% contrib/install -f bichued/python
% contrib/install -f bichued/hg

などとすればインストールが開始される。巨大なパッケージは、回線のせいか、インストールにかなり時間はかかるけど気長に待とう。