Windows 8でHyper-VならぬVirtualBox環境を構築
盛り上がっているのかどうなのか知らないけど、Windows 8が発売になった。私はボリュームライセンス版を手に入れていて、ここ1週間ぐらい使っている。あまりWindows的な使い方はしてないが、やったことを忘れないようにメモ。
毎日持ち運ぶにはrMBP15はちょっと辛いので、Core duo世代のVAIOノート(VGN-G3)を引っ張り出してきた。CPUはSU9300で、VTには対応しているけど、EPTには未対応。最初はWindows 8 (64bit版)にHyper-V 3.0入っているので、それでLinuxでも動かそうかと考えた。しかし、動作にはEPTが必須なので、あきらめてVirtualBox 4.2を入れてUbuntu 12.04を動かしているが、サクサク動いていて十分使い物になる。
まずはWindows環境の整備から。BIOSでIntel VTを有効にする。WindowsにはVirtualBox以外にEvernoteとCaps LockをCtrlキーにするためのctrl2capだけをインストールした。EvernoteのデフォルトフォントはMS明朝でいまいちな美しくないので、メイリオにしてみた。あとDropboxぐらいは入れておこうかなと思っている。あくまでメイン環境はrMBP15なので凝ったことはしない。
次にUbuntu環境の構築について。サーバエディションをベースに最低限の開発環境を用意しておく。サーバエディションにはデスクトップ環境が含まれていないが、コンソールだけというのも味気ないので、デスクトップマネージャとしてタイル型のawesomeを入れる。Windows 8のメトロUIってタイルっぽいよね。ターミナルはurxt。フォントにterminus。
$ sudo apt-get install awesome lightdm-gtk-greeter rxvt-unicode-256color xfonts-terminus
awesomeの設定はネットで調べてお好きなように。Mod4キーにWindowキーを使うので、いくつかWindowsの処理とバッティングする(Mod4+lとか)。urxvtの設定は.Xdefaultsに記述する。
Rxvt*scrollBar: false Rxvt*secondaryScroll: true Rxvt*saveLines: 65535 Rxvt*font: xft:Terminus:8 Rxvt*cursorColor: snow Rxvt*background: black Rxvt*foreground: white
Windowsとのフォルダやクリップボードの共有を有効にするために、VirtualBox Guest Additionsをインストールする。何が問題なのかわからないけど、VirtualBoxのメニューからISOイメージがmountできないので、次のように手作業で行った。Windows 8固有の問題だろうか? まぁ、そのうち直るだろうね。
$ mount /dev/sr0 /media/cdrom $ cd /media/cdrom $ sudo sh VBoxLinuxAdditions.run
これでリブートすれば、OK。
あとは必要な開発環境をインストールする。
$ sudo apt-get install build-essential git autoconf libtool
最低限と言いつつ、この時点でディスクを1.7GBぐらい使っているけどね。。。
追記:し、しかしですね。Windows 8にSymantec SEP 12をインストールしたら、ブートしなくなってしまいましたさと。再インストールはWindows 7でいいや。
追記2:ディスプレイの解像度を変更するときは、xrandrが使える。例えば、xrandr --output Virtual1 --mode 1920x1200とか。