OSは中間管理職

ひらさんが「逆ピラミッドの底」で,友人に受けたアドバイスを書いている.

”ひらくん、違うよ。リーダーというのはピラミッドの頂点にいるんじゃなくて、逆ピラミッドの底にいるんだよ”

なるほど.ピラミッドの頂点と逆ピラミッドの底.2種類のリーダ像がありそうだ.

話はつながっていそうで,飛ぶんだけど,システムソフトウェア屋,もしくはシステムソフトウェアそのもの*1も2種類にわけることができると思っている.言語(屋)は,頂点(神様の視点)から,その世界観を提供する.一方,OS(屋)は,神様というより,アプリ(言語)のニーズとハードウェアの資源を調停する(板挟みともいう)中間管理職というイメージだ.

そんな話をこの前の飲み会で,ひらさんにしたら,「OSはオーバヘッド」という話になった.確かに中間管理職も組織のオーバヘッドと言われる.一部のアプリにとってオーバヘッドの塊かもしれないOSも,ほとんどのアプリにとっては空気のようになくてはならい,縁の下の力持ち的存在だ.「OSは中間管理職」という言葉の響きは悪いけど,よいOSを作るには「逆ピラミッドの底」の視点が必要だろう.

う〜ん,やっぱり話の展開に無理があるなぁ.あとで再考する.

*1:システムソフトウェアというとオペレーティングシステムプログラミング言語を指している.