Plan9portがRetina対応に

「lsを読まずにプログラマを名乗るな!」という書籍が話題になっていて、lsで1冊の本になるなんてGNU/Linuxだせぇと脊髄反射的に思ったので、Plan 9のls.cを読んで心を落ち着ける。

そんなこんなでPlan9portを触っていたら、Retinaディスプレイ対応の文字が。おぉ!

起動時に環境変数devdrawretina=1を設定すればよい。DPIがデフォルトで110のところが220になるらしい。このままだとフォントが細かすぎて可読性が低いので、fontsrvを立ち上げてOS Xのフォントを指定する。ただし、OS Xではデフォルトでfontsrvがコンパイルされないので、野良ビルドする。

$ cd src/cmd/fontsrv
$ mk
$ cp o.fontsrv ../../../bin/

あらかじめfontsrvを起動しておく。

$ fontsrv &

"9p ls font"で利用可能なフォントがわかる。「/mnt/font/フォト名/フォントサイズ/font」がパス名。

で、フォントを指定してacmeを起動する。やっぱりPlan 9のデフォルトフォントよりもMenloの方が読みやすいよね。

$ devdrawretina=1 acme -f /mnt/font/LucidaGrande/24a/font -F /mnt/font/Menlo-Regular/24a/font &
$ devdrawretina=1 9term -f /mnt/font/Menlo-Regular/24a/font rc &

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