裏・世界がわかる理系の名著

世界がわかる理系の名著 (文春新書)

世界がわかる理系の名著 (文春新書)

ソフトウェア(特にOSとかのシステムソフトウェア)に関わっている立場で、ビッグサイエンス系の話を聞くと、「はぁ、オレは計算機という箱庭の中でなんて些末な事をやっているだ」とか「同じ役に立たない事(苦笑)なら、でかい事やりたいよな」と思ったものだ。最近はそんなナイーブなことを考えることはなくなったけど。そんなこととは関係なく、ここしばらく宇宙物理ものがマイブームだった。宇宙の秘密を探るには、素粒子という目に見えないものが鍵で、それを調べるのにはLHCのような超巨大実験施設が必要になる。このスケール感がなんとも不思議。

本書は移動中に軽く読むのに購入。名著に付随して紹介されている現代の科学書をメモ。

メートル法を定めるために子午線の長さを測るっていう「万物の尺度を求めて」は面白そうだな。あと、池内了の科学啓蒙書を何冊かたて続けて読んだので、寺田寅彦の「柿の種」にも興味あり。

  • ファーブル「昆虫記」

木のことば・森のことば (ちくまプリマー新書)

木のことば・森のことば (ちくまプリマー新書)

  • メンデル「雑種植物の研究」

柿の種 (岩波文庫)

柿の種 (岩波文庫)

  • ワトソン「二重らせん」

  • ユクスキュル「生物から見た世界」

ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)

ソロモンの指環―動物行動学入門 (ハヤカワ文庫NF)

  • パブロフ「大脳半球の働きについてーー条件反射」

アンビエント・ファインダビリティ ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

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科学の扉をノックする

科学の扉をノックする

重力のデザイン―本から写真へ

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夜の物理学

夜の物理学

ホーキング、宇宙のすべてを語る

ホーキング、宇宙のすべてを語る

ビッグバンの父の真実

ビッグバンの父の真実

クラカトアの大噴火

クラカトアの大噴火

  • ライエル「地質学原理」

万物の尺度を求めて―メートル法を定めた子午線大計測

万物の尺度を求めて―メートル法を定めた子午線大計測

  • ウェゲナー「大陸と海洋の起源」

地球システムの崩壊 (新潮選書)

地球システムの崩壊 (新潮選書)